ストレス
ストレスは必要なもの
ストレスと聞くと何か悪いものでなくしていくべきものというような風潮がありますが、ストレスとは人間や生物にとって必要なもので、これがなければ私たちの体は活性化しません。
ストレスという外部抵抗が加わることによって、体の内部から内部抵抗が生まれます。
この内部抵抗が体を強くし、成長させ、体を治すのです。
自分が今処理できる量との関係性
しかし、この外部抵抗が内部抵抗を圧倒的に上回ってしまうと体は負けてしまうのです。
つまり同じストレスでもその時の内部抵抗が強ければ、それは薬になり体が弱って内部抵抗が弱くなっている時には毒となるのです。
ストレスによる障害が出るときはほとんどが内部抵抗が弱くなっている時です。
その時にはストレスを減らしましょうということになるのです。つまり外部環境を自分の体に合わせるのです。
しかし、常に外部環境を自分に合わせることができるわけではありません。外部環境ばかり合わせていると体は弱くなっていき社会で生きていくことが難しくなってきます。
そうなった時、根本的に解決していくには内部抵抗を上げてやることが必要になってくるのです。
変化する環境への適応力が重要
人間は神経系が他の動物よりも発達しているので外部環境に対して適応能力が非常に高いのですが、神経系が機能障害を起こすと外部の情報が脳に伝わらず体を外部に適応させることができなくなってきます。
また、長期的なストレスはその環境に過剰に適応を起こし他の環境に対して対応できなくなってしまいます。
カイロプラクティックで神経系を正常化させ、慢性的な長期ストレスは避けることがストレスに負けない体を作るために重要なことです。
ストレスと言ってもいくつか種類があります。
次回はストレスの種類について話したいと思います。