私たちはタイムトラベルをしているようなもの

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食物の進化のスピードについていけない

英国海軍の軍医であるThomas Latimer (Peter) Cleave (1906–1983)は

「食べ物の問題は種族が順応を起こすには早過ぎるスピードで、摂取する食物が変化することにある」と述べています。

昔から物質が変化していくスピードとそれに対して身体が順応していくスピードは大きく違わないものでした。

物質が急激に変化し、その変化についていけない場合その種族は絶滅していくのです。

人間は構造が複雑に出来てあり、様々な環境や環境の変化に順応することができます。

しかしそれは、自然界でのスピードでです。

人間が人工的に作ったものに対して順応のスピードが追いついてないのです。

例えば、現在食べられている麦はハイブリダイゼーションという掛け合わせでできています。

災害や病気に強く、100年前の10倍の収穫することができるように改良されています。

その掛け合わせの中で両親のDNAに含まれないDNAが5%ほど含まれます。

それを体が食べ物と認識しなくなってきており、吸収された時に異物として認識して免疫システムが働くこととなります。

自然界の中でこのような掛け合わせが起きることは稀で、それが大量に口に入るまでにはかなりの時間を要するのです。

その時間の中で体はその食べ物に対して適応し、処理できるようになるのです。

食べ物に体を適応させてきた

ある部族はタロイモという芋を主食にしており、そこから体に必要な栄養素を作り出しているということです。

これは腸内細菌が作り出す酵素がタロイモの栄養素を変化させるからです。

これも長い時間をかけて作り上げられた順応です。

人間には知恵があり、自然に手を加えることができるようになってしまった。

その影響が自分たちの体に降りかかっているのです。

適応のスピードが追いつかない

例えば、人間が移動できるスピードは昔は走る、早くても馬に乗る程度でした。

しかし、今は飛行機というものがあり1日も経たないうちに地球の反対側にまで連れて行ってくれます。

明らかに早すぎるスピードです。

本来は人間が進むスピードで少しずつ周りの空気や食べ物に適応していくのである。

学生時代に教えてもらった病理学の先生は、もしタイムマシンがあったとして、大昔に戻ることができても外に出た途端に空気中の微生物、ウイルスによってすぐに何かしら症状が出てタイムトラベルどころではないと言っていました。

それは、今住んでいる世界にはいない未知のものばかりで免疫機能できないからです。

そんなこと考えたこともなかったので、衝撃を受けたものです。

人工的に何かを作り出したり、早すぎるスピードで進むことはタイムトラベルで未来に進むようなものです。

経験すべき過程を飛ばしてしまっているのです。

少し進みすぎたと感じたら立ち止まって身体が追いついてくるのを待つということも必要なのかもしれません。

この記事を書いた人
濱口貴洋

日本で数少ないWHO基準のカイロプラクター。
東京で修行を積み、地元高知に戻って自然との共存をモットーに、地元に根付いたヘルスケアを提供しています。

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