改善への道は一つじゃない

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孵化効果を利用する

何か分からないことがあって、そのことに集中して考えている時よりも、そのことを忘れている時にふと解決策が思いついたりします。

これは心理学では孵化効果というものです。

私たちの頭は意識していなくても潜在意識で活発に働いており、実はその潜在意識の方がはるかに強い力を持っています。

孵化効果というのはこの潜在意識を利用したもので、意識から離れた時に潜在意識の中で問題解決のサーチをしてくれているのです。

このように何か問題があった時にそればかりにとらわれてしまうと先へ進めなくなってしまいます。

一つだけが良くなるということはない

体についても同じです。

何か症状や改善したい動きがある場合、そればかりにとらわれるのではなく他の症状や動きがどうなっているのかということにも気を払わなければなりません。

体は思ったところだけが改善するということはありません。

お互いに影響を及ぼしあっているので、一つが改善したら他のところも改善しているはずです。

 

そこだけしか改善していない場合、それは体にとって違和感となりますのですぐに戻ってしまいます。

よくダイエットで部分痩せというものがありますが、そんなものはないのです。

 

体は体が必要と感じた部分から治していきます。必要ないと感じた部分から痩せていきます。

その結果症状が緩和していくのです。

痛みをフォーカスしすぎない

ですので改善したい症状がある場合、そこは気にしつつ他の部分がどう変化しているのかを観察する必要があります。

痛い部分に注視し続けることは、脳内で痛みの部位にフォーカスすることであります。

よく使う部分の(手の指など)の感覚がセンシティブなのはそこからの刺激の頻度によって脳が変化したからであり、痛みにフォーカスし続けるするということは脳内での感覚野の変化を起こし、余計痛みに対して敏感になるのです。

違う部分にフォーカスを当てて観察することによって、意識を痛い部分から逸らすこと、そして脳を痛みに対して過適応させてエラーを起こさないようにすることができます。

そして体が変化していることに気づけば気持ちが楽になります。

流れが停滞していることほど辛いものはありません。

一つのことを注視すると周りは見えなくなります。

周りは流れているのにそれに気づくことができなくなります。

意識をその部分から離してあげることで、物事が進むこともあります。

意識がストッパーとして働いている場合もあります。

体は進もうとしているのに、自分自身でブレーキをかけてしまっているのです。

何かを気にしなくするとか忘れるためには、気にしないようにしようとするのではなく、他の何かに集中するしかありません。

ですので、痛みにとらわれてその部分ばかり気にするのではなく、他の部分はどう変化しているのかということに集中してください。

人の行動を変えるのは動機が必要

そして、長期的な目標を立てることも重要です。

痛みが取れることが短期的な目標としたら、痛みが取れたら何をしたいのかということも考えてみてください。

旅行に行きたいとか、運動を再開したいとか。

そうすれば、それは痛みがまったく無くならないとできないのか、痛みのせいで制限されている動きのせいで出来ないのか、痛みが出ることが怖いので出来ないのか考えることができます。

こういうことがわかってくれば、痛みが悪いのでは無く痛みに付随する何かの制限が悪いということになります。

では、その制限が取れてくればいいわけでそうすると問題解決の道は色々あるということに気がつけるのです。

問題が解決できないのは意識レベルが同じだから

私の好きなアインシュタインの言葉です。

”今あるあらゆる問題は、問題が起きた時と同じ意識レベルでは解決できない”

目線の位置を変えてみたら問題解決の道はたくさんあります。

時間をかけないと解決しない問題もたくさんあります。

ですので、その問題だけに固執するのではなく行き詰ったら、他の問題から解決していくことが結局一番近道です。

テスト対策ではないですが、できるところから手をつけていきましょう。

この記事を書いた人
濱口貴洋

日本で数少ないWHO基準のカイロプラクター。
東京で修行を積み、地元高知に戻って自然との共存をモットーに、地元に根付いたヘルスケアを提供しています。

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