危険予知トレーニング

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事故になる前に対処する

同じことに気づくということでも個人差はあります。

些細なことで気づく人もいれば、大きな出来事を経ないと気づかない人もいます。

人から指摘されて気づく人もいれば、自分で気づける人もいます。

トヨタ系の会社では危険予知トレーニング(KYT)というものがあります。

私はカイロプラクティックをやる前はトヨタ系の会社で働いていましたので、KYTはよくやらされました。

これは、現場の写真や絵を用いて、ここのどこに危険が潜んでいるかということをあげたり、現場にどのような危険が潜んでいるのかということを予測して報告するものです。

特に難しいものではなく、床にものを置いていたら躓いて転んでしまうかもしれないとか、油が漏れていたら滑って転ぶかもしれないというようなことです。

こういう当たり前のこと、ささいなことに気づくことが大きな災害を防ぐのです。

1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する。

これはハインリッヒの法則というものです。

ですから、重大災害を防ぐには小さな異常の時点で潰していく必要があるのです。

特に自動車部品を扱うような工場では重大事故は命に関わります。

なので重大事故をいかに防ぐかというところに、徹底的に社員教育を行うのです。

異常を当たり前にしない。ささいなことでも見逃さないことを常に行っていると少しの異常に気がつけるようになります。

少しの異常で対処することは、少ない労力で済みます。

身体も同じ

これは身体にとっても同じことです。

多くの病気や障害(外傷は除く)は300の異常に気づけなかったために起こっています。

そして、それは異常が何かということを知らないがために見逃しています。

なぜなら、今の身体が異常だらけだからです。

そういう時に私たち治療家の施術(パッシブケア)を受けるのです。

そして、今あった身体が異常だったことを知らなければなりません。

それを繰り返しているうちに異常が何かということが分かるようになります。

そうすれば、あとは異常にならないように日常動作の改善、運動や栄養など自分で対処(アクティブケア)していけばいいのです。

一番小さな異常に気づくことのできるのは自分自身しかいません。

本来は異常として現れる前に身体は治してくれています。しかし、そこから漏れ出て異常となって認知できるほどになります。

その時点で異常に対して対処出来れば私たちの仕事はいらないのです。

私は私の患者さんにそうなってもらいたいと願っています。

気づくという受容器を活性化することが私がカイロプラクティックを通じて行いたいことです。

一人として同じ道は辿りません。

今ある痛みや苦痛は鈍くなっている私たちが気づくために必要なことなのかもしれません。

この記事を書いた人
濱口貴洋

日本で数少ないWHO基準のカイロプラクター。
東京で修行を積み、地元高知に戻って自然との共存をモットーに、地元に根付いたヘルスケアを提供しています。

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