生きるために動く

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生きるために動く

動物は動くことによって機能が保たれる

生物は動くことが生きているということです。

動物ということですが、人間も動物です。

本来生きていくためには、動かなければなりません。

生きていくためには、食べ物を得る必要があるのですが食べ物を得るためには動く必要があります。

ゴロゴロ寝ていて、勝手に口に餌が入ってくるわけではありません。

動くとエネルギーを消費します。かといって餌を取らずに生きていけることはありません。

エネルギーを消費してでも餌をとる必要があるのです。

つまり、食べる事と運動する事はセットなのです。

それによって循環されるのです。

摂取、消化・吸収、排泄。この循環を回すのが運動です。

現代は自然に生きるのが難しい

現代では食べ物を得るために動く必要は無くなってきました。

食べるということと運動が間接的になってきたのです。

必要な分を必要な時に必要なだけとること。

これが体にとって一番大切な事です。

不必要なものは食べ物であれ、運動であれ毒となります。

排泄するためにもエネルギーを使います。

自然の中では、エネルギーはすぐに得れるわけではありません。

効率よく動く必要があるのです。

大きいエネルギーを使用する筋肉は瞬間的にしか使いません。普段はエネルギー効率の良いインナーマッスルを使います。

休める時にはしっかり休みます。

消化吸収能力は高くなり、同じ食べ物でもしっかり吸収できるようになります。

このような生活をすれば、現代人の生活習慣病やあらゆる病気はなくなります。

動物や昔の人がそんなことを気にして生活しているかといえばそうではないのです。

自然の中で暮らしていけば、必然とそうしなければならなかったのです。

環境が体の能力を上げてくれるのです。

人間も動物であり、自然のサイクルの一つです。

自然と調和をとって生きていけば、本来の機能を発揮できるように体はできています。

現代社会に生きていることを自覚する

しかし、現代に生きる私たちに昔のような生活をすることは無理です。

だからこそ、自覚する必要があるのです。

漫然と文明社会で生きていると体は壊れていきます。

文明社会に対して人間の体は適応しきっていません。

体はまだまだ自然の一部です。

自然の体を持ちながら、文明の中で生きていくためには自覚と努力が必要なのです。

欲望のままに食べ、ゴロゴロしていては自然界では生きていけないのです。

昔にはなかったような病気になってしまったら、それは文明社会に適応しすぎて体が自然から離れすぎている証拠かもしれません。