慢性症状は神経の誤作動?

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一緒に活性化する神経細胞はつながる

神経系は感覚や運動、消化機能、生殖機能、精神活動を支配しています。

これらの活動は別々のものに思いますが、同じように脳内で処理されます。

神経系には「一緒に活性化する神経細胞はつながる」という法則があります。

これはどういうことかというと、新しいスポーツを行う際最初は動作がバラバラになります。手と体がうまく動かずにヘッピリ腰になってしまったりします。

しかし、きちんと姿勢を正して手を動かすということを意識して行っていると、姿勢を維持するという神経回路と手を動かすという神経回路が結びつき、意識しなくてもそのような動きができるようになるのです。

精神と運動系もつながる

このようなことは何も運動に限ったことではありません。

最初に書いた通り神経系は様々な機能を支配しています。

例えば、会社で上司に怒られるとストレスを与えられます。

ストレスは「闘争・逃走反応」というものを引き起こします。

交感神経が優位になり、アドレナリン、ノルアドレナリンが体内に放出されます。

消化機能は抑制され、筋肉への血流が上がります。体を曲げる屈筋と言われる筋肉が収縮し、ファイティングポーズのような姿勢になります。

この上司に怒られるという行為を長期にわたって繰り返し行われると、神経細胞はつながります。

つまり最初は上司に怒られることで「闘争・逃走反応」が出ていたものが、上司の前に立つだけで出るようになり、ひどくなると上司のことを思ったり、会社のことを考えるだけでこの反応が出るようになるのです。

そうなると姿勢は猫背になり、消化機能は落ち、胃腸障害や睡眠障害などの自律神経障害を招きます。

私たちの慢性的な疾患の多くはこのような間違った神経細胞のつながりによって引き起こされます。

それらは体の癖や間違った体の使い方、思考の癖や先入観になり本人の気付かないところで体に負担をかけていきます。

神経の誤作動状態を解除する

カイロプラクティックはこのような間違って固定された神経回路を解除するものであり構造だけを見るものではありません。

本来このような間違ったつながりは自分の持つ恒常性によってそう簡単には作られないようにされていますが、長期にわたる繰り返し、もしくは強い刺激によってできてしまいます。

ですので、悪い反応を作りたくなかったら、同じ刺激を長期にわたって与え続けないことです。

解除したら悪い習慣を上書きをする

逆に良い習慣を作りたければ、同じ刺激を長期にわたって繰り返し与え続けるということです。

勉強で何かを覚えなければならない時と同じです。

「常日頃考え、思案していることは何であれ、心の傾向となる」と釈迦は言っています。

今の反応や思考の傾向は過去の産物であり、それに支配されてはならないのです。

逆に言えば、反応や心の傾向は自分次第で変化させることができるのです。

同じ症状を繰り返したくなかったら、習慣をかえる必要があるのです。

この記事を書いた人
濱口貴洋

日本で数少ないWHO基準のカイロプラクター。
東京で修行を積み、地元高知に戻って自然との共存をモットーに、地元に根付いたヘルスケアを提供しています。

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