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肘部管症候群

投稿日:2017年8月23日 更新日:

手の痺れで小指と薬指の痺れ感、知覚の低下や握力の低下などの症状があると肘部管症候群の可能性があります。

バージョン 2

上の図は尺骨神経の支配する知覚の領域で下の図は肘部管症候群で手の痺れ感を感じる領域です。

男性に多く(男女比は3:1)利き手に発症しやすくなっています。

これは肘にある肘部管と言われる筋膜と靭帯でできたトンネル状のものがありその中を尺骨神経が通ります。

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この肘部管で尺骨神経が圧迫を受け神経の伝達が悪くなり痺れや、知覚障害、筋力の低下などが起こります。

圧迫を受けるのは肘部管のみならず肘部管の周囲の組織によって圧迫され同じ症状が起こる場合もあります。

その原因の多くは筋膜の緊張によるもので筋肉のアンバランス、肘関節の不安定性などが同時にみられます。また、骨折後や変形性関節症、スポーツ障害(特に投球動作)で過負荷がかかることで筋膜や靭帯が肥厚することでも起こります。

尺骨神経は首から出てきますので、以前にお話しした胸郭出口症候群や首での神経絞扼などがあれば出てきやすくなります。

これはダブルクラッシュというものです。(ダブルクラッシュの項参照)

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長く放置すると筋肉の萎縮や代償動作による他への影響も起こりますので早めに対処していくことが重要です。

いずれにせよ、自己診断は避けて専門家に相談し原因を究明することが早期解決、再発防止につながります。

 

参考:廣谷速人 著 「しびれと痛み 末梢神経絞扼障害」より

 

 

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