カイロプラクティック

胸郭出口症候群

投稿日:2017年3月30日 更新日:

首から出た神経は腕神経叢と言われる神経の束を作ります。

その神経の束が圧迫されて起こるものが胸郭出口症候群です。

神経の束とそれと並走する血管が圧迫されるので、症状としては腕の痛み、痺れ、筋力の低下、浮腫、冷え、過度な発汗や乾燥などです。

胸郭出口症候群とは圧迫される部位によって、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群に分けられます。

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参照:プロメテウス解剖学アトラス

首の骨の間から出た神経はまず首の横にある前斜角筋と中斜角筋の間を抜けていきます。

この部位で圧迫されると斜角筋症候群となります。

そしてその後、肋骨と鎖骨の間を抜けていきます。

ここで圧迫を受けると肋鎖症候群です。

最後に胸の奥、肩の付け根のところにある小胸筋の下を通って腕に至ります。

この部分で圧迫を受けると小胸筋症候群となるのです。

これら胸郭出口症候群の原因となるものは不良姿勢、首のアライメント不良、呼吸異常、外傷、反復する動き、また糖尿病や甲状腺の病気などです。

首のヘルニアだと思っていたら実は胸郭出口症候群だったということも多々有りますので、その鑑別が重要となります。

手の痺れにも様々な原因がありますので、自己診断はせずに専門家にお任せください。

-カイロプラクティック

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